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12月15日-一般質問-06号

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  1. 筑西市議会 2022-12-15
    12月15日-一般質問-06号


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    最終取得日: 2023-05-30
    令和 4年 12月 定例会(第4回)                  令和4年第4回               筑西市議会定例会会議録 第6号令和4年12月15日(木) 午前10時開議                                            令和4年第4回筑西市議会定例会議事日程 第6号                          令和4年12月15日(木)午前10時開議第1 一般質問                                 本日の会議に付した案件 日程第1   一般質問                                 出席議員   1番 鈴木 一樹君     2番 水柿 美幸君     3番 國府田喜久男君   4番 中座 敏和君     5番 石嶋  巌君     6番 小倉ひと美君   7番 三澤 隆一君     8番 藤澤 和成君     9番 保坂 直樹君   10番 田中 隆徳君     11番 稲川 新二君     12番 小島 信一君   13番 大嶋  茂君     14番 津田  修君     15番 増渕 愼治君   16番 真次 洋行君     17番 仁平 正巳君     18番 尾木 恵子君   19番 三浦  譲君     20番 堀江 健一君     21番 秋山 恵一君   22番 榎戸甲子夫君     23番 箱守 茂樹君     24番 赤城 正德君                                 欠席議員   な し                                 説明のため出席した者   市長        須藤  茂君      副市長       菊池 雅裕君   教育長       小室 髙志君      市長公室長     西秋  透君   総務部長      渡辺 貴子君      企画部長      熊坂 仁志君   財務部長      山口 信幸君      市民環境部長    渡邉 千和君   保健福祉部長    平間 雅人君      こども部長     松岡 道法君   経済部長      横田  実君      土木部長      阿部 拓巳君   上下水道部長    鈴木 勝利君      会計管理者     板谷 典子君   教育部長      鈴木 敦史君      秘書課長      新井 隆一君                                 議会事務局職員出席者   事務局長      中島 国人君      書記        里村  孝君   書記        谷島しづ江君          〔議長 津田 修君議長席に着く〕 ○議長(津田修君) おはようございます。 これより本日の会議を開きます。 ただいまの出席議員は24名であります。よって、会議は成立いたしております。 会議録署名議員は、前回のとおりであります。 地方自治法第121条第1項の規定に基づく出席要求による出席者及び事務局職員出席者は、前回のとおりであります。また、本日の日程は、お手元に配付した日程表のとおりであります。 これより議事日程に入ります。 日程第1 「一般質問」であります。 この際申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言はそれぞれ60分、質問回数は、一問一答方式を選択した場合は無制限、総括方式を選択した場合は3回以内といたします。 それでは、前回は鈴木一樹君までの質問が終了しておりますので、本日は秋山恵一君からお願いをいたします。 21番 秋山恵一君。          〔21番 秋山恵一君登壇〕 ◆21番(秋山恵一君) ご苦労さまです。如月会、秋山です。本格的な冬将軍到来です。寝起きにコップ1杯に相当する水を飲むことで、脳梗塞、脳血栓から免れ、湯上がりに膝下に3度水をかけることで、1に湯冷め防止、2に疲労回復、3に睡眠導入の効果があり、髪の毛を洗髪後は、頭の後ろ側を特によく乾かすことで風邪予防対策につながります。風邪の引き始めに背筋がぞくぞくするは、ここから来ています。悪質なインフルエンザも流行しつつあります。実践していただき、ご自愛願えれば幸いです。 3年にも及ぶ新型コロナウイルス感染拡大により、生活環境が変わり、仕事の形態や経済も大きくさま変わりしています。今は少しでも早くコロナが落ち着き鎮静化して、まち本来の活気が戻ることを願うばかりです。そのような状況の中でも本年は、担ぐみこしでは、日本一を誇る下館祇園祭大相撲筑西場所の開催、そして大迫力の花火大会、日曜日のマラソン大会など、万全な感染対策を行った上で開催にこぎ着けたことは、須藤市長を中心に、職員並びに関係各位の奮闘によるものであり、大変感銘を受けております。 総務企画運営についての質問を1番に4項目挙げましたので、よろしくお願いします。 2019年4月に厚生労働省が打ち出した働き方改革が施行されました。厚生労働省のオフィシャルサイトでは、働く方々が個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で選択できるようにするための改革と定義づけられています。これを受け、各企業では様々な取組が行われているようです。一方、地方公務員に目を向けますと、地方公務員法及び地方自治法の一部改正により、令和2年度から新たに創設された一般職非常勤地方公務員、いわゆる会計年度任用職員です。 そこで、会計年度任用職員の配置と処遇について、1つ、どのような手続をして採用になるのか。 1つ、現在、市役所では何人が採用されているのか。 1つ、会計年度任用職員の処遇は、これまでとどう違うのか。 次に、経済の活性化についての質問です。筑西市は様々なイベントが行われていますが、さらに市民各位が、老若男女が喜ぶようなまちの活性化、発展につながるようなイベント等は、知恵を出し合い、発案しているものと期待をしておりますが、いかがでしょうか。 次に、農業にまつわる質問です。我が筑西市を含め茨城県は農業大国で、中でも県西地区、特に私が住む河間地区は、真っ平らな大地に600町歩、180万坪が広がり、さらに河間土地改良区、谷中清彦理事長を筆頭に、河間、竹島、養蚕、樋口地区をまとめ1,160町歩、348万坪に、米を中心に様々な農産物が生産されています。まさに食の倉庫です。中でも日本人の主食である米は、消費量や価格については伸び悩んでいるのが現状ですが、ウクライナ問題による輸入、小麦の高騰などにより、国産米が注目されているといいます。世界情勢が不安定であっても、日本には米があります。今こそ米作を見直す時期に来ていると強く確信をしております。新型コロナで地方の活力が見直されている中、就農を目指す人たちへの方策を考え、応援体制を整えていただきたいと願ってやみません。フロンティアスピリッツです。 次に、子育て支援についての質問です。永岡文部科学相、学費の軽減に意欲と8月24日の新聞に掲載されていました。これは、永岡桂子文部科学相が23日、新聞のインタビューに応じ、女性ならではの視点を生かすとした点に触れ、自分の子育て期間を振り返ると学費の工面が一番大変だったと自らの苦労を振り返り、子供が学びたいところで学べる環境整備に力を入れたいと述べ、学費の軽減や教育格差の解消を目指す考えを強調しました。子供は国の宝、教育は国の礎と熱く語っておられました。 そこで、永岡大臣の秘書を務め、太いパイプをお持ちの須藤市長を中心に、陳情団を結成して、給食費、学費の無料化を目指して頑張っていただきたいとお願いに上京してはいかがでしょう。 本日早朝に、元議員、職員OB、3人の大先輩の訪問がありました。約1時間にわたって、世界のファナックの誘致、すばらしい道の駅建設、道路網の4車線化、協和バイパス350億円確保などなど、子や孫の未来は明るいと市長に感謝しつつ、熱く語っていましたが、帰り際になって、昨日の地区の会合で、今の話は現職の県議と国会議員が成し遂げたものであって、市長はおんぶにだっこで何もしていない。発言で会合が真っ二つの口論。悔しくて伺った。今日の議会で正論を話してほしい、頼んでほしいとのことでした。いかがでしょうか。 これで第1回の質問といたします。よろしくお願いします。 ○議長(津田修君) 秋山恵一君の1回目の質問に答弁を願います。 まず初めに、須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 秋山議員の質問にお答えしたいと思います。 まず、文科大臣永岡先生の件でございますが、11月の末頃に常総の花火大会がありまして、来賓の席に、私の席が誰かと思ったら、たまたま永岡文科大臣でございまして、花火を見ながら1時間ぐらいいろいろと話をしておりました。その中で昔話をしながら話をしたのですが、今議員がおっしゃったような話題もちょっと出ました。そして、そのときに、後ほど文科省のほうへ電話しますから要望に行きたいということでお願いをしまして、大体今までの流れからいいますと来年の1月中旬か下旬に時間を取っておくというような返答でございまして、正式に決まったわけではありませんけれども、そういうわけで今言いましたような、1つには板谷波山先生のところの展示場、1つには榎戸議員が言っていただいている多目的運動場、あるいは今議員がおっしゃったような子供たちを守る学費の問題についてしっかりと話をしていきたいと思っております。大臣ですから、その下に官僚がいますから、官僚の方にしっかりとお願いをしていきたいと思っているところでございます。 それから、ファナックの話が出ましたが、ファナックは、忍野村に私と職員が何度となく行って、明野の32ヘクタールの土地を直接お願いして、直接オーケーをもらいました。そのときに、帰り際、車の中で県の開発公社の渡邉元理事長に電話しまして、今決めてきたから、ぜひとも、数十億円かかるというのですけれども、これでは筑西市には金がないから何とか県のほうでもってくれないかということで渡邉理事長にお願いをしまして予算をつけてもらいまして、32ヘクタールやらせていただきました。これは誰も、衆議院議員やら参議院議員やら県会議員やらに頼んではおりません。私が直接決めて、直接渡邉理事長にお願いをして予算をつけてもらったわけでございます。その点ははっきり言っていきたいと思います。 それから、ここに新聞がありますけれども、協和バイパスが来年度下期から用地買収に入るという新聞がありました。これでございますけれども、実は協和バイパスは平成22年に都市計画決定いたしまして、平成22年、その前からいろいろやっていたのですけれども、協和の方はお分かりだと思うのですが、そのときに、平成22年に決まっておきながら、4年間全然何の動きもなかったわけでして、私が平成25年に市長になってから翌年、平成26年から6年間をかけて職員とともに、国会あるいは国交省、あるいは大宮の国土交通省に行って陳情してまいりました。またあんたなのと言われました。職員も、またあんたらと言われました。私は、この6年間職員とともにやって、その都度職員は資料を作るわけです。どれほど職員に迷惑かけたか。どれほど一緒にやってもらったか。そのときに、田所先生、あるいは岡田先生、上月先生にも一緒に行ってもらいました。ですから、これは、ある今回の県会議員の選挙で本人は言っておりません。これは言っておきます。候補者本人は言っておりませんが、司会をやった方が、全てこれはこの方がやったのだというようなことを言ったと。後で私に動画を見せますからと。これが本当だったら、私は決して許すことはできない。どれだけ職員に迷惑かけて、この協和バイパスができるか。そして、来年下期から用地買収ができるか。私は、もしそれが本当だったら、断じて言ったやつは許せない、そのように考えているところでございます。私は、これについては麻生財務大臣にも直接お願いしまして、ちょっと長くなって申し訳ありません。おまえな、できるのか本当に、こう言われました。市長なんか替わったらすぐほっぽられてしまうぞと。1人でも反対したらできないぞ、こんなの。おまえしっかりやれよ。私、須藤と言ってもらいたかったのですけれども、おまえと言われまして、それはあの方のユーモラスな言い方でして、非常に心豊かなユーモラスな方で、分かった、しっかりやらせるから、このように財務大臣にもお願いしてまいりました。これは、何回も言うわけではありませんが、職員にどれほど苦労かけたか私はいまだに申し訳なく思っています。衆議院、参議院の先生にも、どれほどご苦労かけたか。県会議員候補者は、本人は言っておりませんが、司会者は言ったそうです。私は、本当なら許すことはできない。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 次に、渡辺総務部長。 ◎総務部長(渡辺貴子君) 秋山議員のご質問にお答えいたします。 会計年度任用職員の配置と処遇ということで、会計年度任用職員の任用につきましては、市規則により、職務の遂行に必要な知識及び技能を有する者を公募し、選考により行うこととされております。 手続でございますが、一般事務補助職の場合、正規職員の退職や育児休業等による職員不足業務繁忙期事務補助などを理由に、配置を要する部署が起案し、私総務部長の決裁により配置の可否を決定しております。配置が決定しましたら、配置部署におきまして、ハローワークやホームページにより広く公募いたしまして、配置部署所属長等による面接選考を経て、任用を決定しております。 次に、採用人数ですが、会計年度任用職員は、12月1日現在で、事務補助職、労務職、保育士等の有資格者が155人、相談員、指導員等が137人、計292人でございます。 次に、会計年度任用職員の処遇につきましては、以前の臨時職員と比較いたしますと、各種手当、福利厚生等が拡充されております。例えば一定の要件を満たせば期末手当が支給されますし、年次休暇や特別休暇も付与されておりますので、処遇におきましては改善されているものと考えております。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 次に、横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 秋山議員のご質問にご答弁申し上げます。 初めに、経済の活性化における市民が喜ぶ新たなイベントについてでございますが、いまだに新型コロナウイルスの収束が見通せない状況ではございますが、今年度は3年ぶりに、議員おっしゃいますとおり、4大まつりに位置づけられております下館祇園祭、あけのひまわりフェスティバル実行委員会の皆様のご努力によりまして、無事開催することができました。また、10月には新たにちくせい花火大会を盛大に開催できましたことは、コロナ禍での閉塞感を打破し、市民の皆様に喜んでいただけたものと考えてございます。しかしながら、関城地区のどすこいペアや協和地区小栗判官まつりのように、子供たちが関わるようなイベントがまだまだ新型コロナウイルス感染拡大に不安があることから中止を余儀なくされている状況でございます。 議員ご指摘のとおり、新たなイベントを創出し、市民の皆様に関わりをいただくことは、市内の経済活性化に資する上で大変有意義であると考えてございますが、まずは市を代表します4大まつりをはじめ、年中行事のさくら祭り下館盆踊り大会など、市民の皆様が楽しみにされている既存の観光イベントコロナ禍前のようにしっかりと開催し、地域の活性化を図ってまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 次に、新規就農を目指す人への方策についてでございますが、議員ご指摘のとおり、長期化する新型コロナウイルス感染拡大やロシアによるウクライナ侵攻といった新たなリスクの発生によりまして、我が国の食料の安定供給に大きな影響を与え、国内での農業生産の重要性が増しているところでございます。将来にわたり国内農業生産を持続的、安定的に行っていくには農業従事者の確保が不可欠と考えてございますが、御承知のとおり、離農と高齢化が進み、新規就農者等の確保とその育成は喫緊の課題となっているところでございます。 先日、真次議員のご質問にもご答弁させていただきましたが、新規就農を目指す人への方策としましては、茨城県、筑西市、JA等によりまして構成します筑西地域農業改良推進協議会におきまして就農支援事業を実施しており、農業経営士等指導的農業者と連携しまして、経営、技術、資金、農地に係る課題に対応できるよう、指導、相談等のサポート体制を構築し、新規就農者への農業意欲の向上や経営考察の機会を提供する講座や研修会も実施しているところでございます。さらに、国の施策でもございます、今回補正予算にも計上させていただいております新規就農者育成総合対策事業の活用によりまして、独立自営就農する新規就農者への経営確立を支援するため、年間で最大150万円を最長3年から5年、資金を交付しており、これらの各種施策の実施によりまして、新規就農者の増加と育成に努めてまいりたいと考えてございますので、ご理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 21番 秋山恵一君。 ◆21番(秋山恵一君) 市長、ありがとうございました。ご面倒をかけました。 最後に、筑西市の誇りを、正月の話の種を2点申し上げます。世界一おいしい水の国と言われている日本で、1級河川が4本流れているのは筑西市だけです。さらに、北海道から沖縄までの全ての作物の果樹が作れて取れるのも筑西市だけです。 明快な答弁に感謝です。よいお年をお迎えください。 終わります。 ○議長(津田修君) 須藤市長。 ◎市長(須藤茂君) 先ほどすみません、声を荒げて。そのときの県会議員には何も力をいただかないでファナック協和バイパスができたということを言ったのですが、国道といえども、国は100%出すわけではありません。70%ぐらいは国が出して、残りの30%は県が出すわけです。新たにお二人の県会議員が誕生されましたので、このお二人の県会議員には3割をいただくお力添え、お手伝いをしていただきたいと、こんなふうに思っているところです。申し訳ありません。 ◆21番(秋山恵一君) ありがとうございました。 以上で終わります。 ○議長(津田修君) 次に、10番 田中隆徳君。          〔10番 田中隆徳君登壇〕 ◆10番(田中隆徳君) おはようございます。令和会、田中でございます。 先ほどの秋山議員の健康法の熱弁の後、また大トリに赤城先輩、間に挟まっていささか緊張しているわけでございますが、前回病欠して、ちょっと一般質問ができなかったものですから、その分も一生懸命務めたいと思っております。 初めに、市長はじめ副市長、またここにご列席の執行部の皆様、職員の皆様、また議場におられる議員の皆様、本当に1年間大変お世話になりました。また、来年も明るい穏やかな1年になりますことを心から祈念申し上げ、質問に入らせていただきたいと思います。 経済行政についてなのですが、先ほど秋山議員のほうからも経済行政、また真次議員のほうからももうかる農業ということで問題点にされておりました。私も同じような考え方でちょっとお話しさせていただきますが、ウクライナにロシアの侵攻が始まって以来、ちょっと私も気になっていたのですが、安全保障、これは国の問題ですが、安全保障でもいろいろあるのだなと。防衛の話が今国会のほうでやっておりますが、やはりエネルギー安全保障と同時に食料の安全保障、本当に対岸の火事ではなくて、一たびそういう紛争が起きますと、エネルギー食料安全保障のことを私も考えざるを得ません。今値上がりという中でやっておりますが、先ほども秋山議員の質問の中で就農について、農業者のことで問題提起されましたが、私も食料安全保障を考える上で、やはり就農人数の件数の減少、また耕作放棄地の増大、そういったことを考えますと、自給率を日本で鑑みますと本当に大丈夫なのかなと不安にならざるを得ません。なぜそういうふうな問題が起きるのかなと。後継者不足を含めて、やはり行き着くところ、真次議員さんのご指摘もありましたが、もうからない、そういったことに原因があるのだろうと考えます。先ほど経済部長のほうからいろいろな補助金の考え方も提示されましたが、それはほんの一部だと思うのですが、根本的に新規就農といっても、やっぱりもうからないとなかなか新規に就農が難しいと思います。 そういった中で、これ茨城新聞なのですが、投稿が目についたものですからちょっとここで読ませていただきます。これはつくば市のほうで議長までなされた方の投稿なのですが、この方は農業従事者なのですが、今の第1次生産物は、相手が価格を決め、相手が販売する仕組みだと。供出するということは、相手の言いなりに出荷するということでございます。そして、その価格といいますか仕組みは、集出荷団体経費卸売経費、仲卸経費、小売経費が価格の55%を占めるというのです。そして、生産者の受取価格というのは45%だと。こういう仕組みになっているのだということであります。生産者にいくやつが価格の45%、これではなかなかやはりもうけるといってもきついのだろうと。この方が心配されているのは、生産製造現場が生産性不可能な価格であれば、その生産現場は成り立たないと。本当に生産現場が終わってしまうと。そこで、第1次産業者が再生可能な生産物を商品として、生産品ではなくて商品ですね、販売できる一つのステージとして道の駅が持つ可能性を探りたいということをおっしゃっています。私も全く同じ考えでありまして、やはり直売所、まさに文言どおり、直接生産者が価格を決め、そしてそこで生産品から商品に転嫁する、そういったステージであると。私も同様な考えであります。今、卸値で、これはお米を取り上げますが、1俵で60キロ、1万500円ぐらいだったですが、今はJAさんの努力で1万1,500円ぐらいの拠出額だということを聞いておりました。ところが、私ちょっときらいちさんをのぞいてみたら、1俵60キロ、コシヒカリで、きらいちさんで今店頭販売しているのが2万600円。ミルキークイーンが60キロで2万2,000円。あくまで60キロで、コシヒカリが2万600円でした。小売価格で店頭販売されていると。本当に拠出とのギャップがあり過ぎるのだろうなと私も感じました。 そこでお伺いしたい。議案第83号に拡張に関することということで載っておりましたので、あくまでも私はその規模とか場所とかではなく、イメージで話させていただきます。今の道の駅グランテラス筑西をのぞきますと、5キロだったり10キロの小売の贈答品みたいなラッピングしたお米が売られておりますが、これを一般家庭向け、1俵といってもなかなかですから30キロの大袋で道の駅でぜひ販売できないものかどうか、その辺からまず伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(津田修君) 田中隆徳君の質問に答弁を願います。 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 田中議員のご質問にご答弁申し上げます。 道の駅の直売所におきましては、販売する商品がレジを通るまでは出荷業者に所有権がございまして、道の駅は販売手数料としての売上げの一部を頂く委託販売形式を取っているところでございます。そのため、議員おっしゃいますとおり、卸売業者が介在する一般的な出荷に比べますと、中間マージンが少ないため、出荷者の利益につながりやすいという面がございます。現在、道の駅におきましては、13件の出荷業者が米を納入しており、量り売りのほか、通常の陳列棚におきましても、1キロ、2キロ、3キロ、5キロといった持ち運びやすい重量の商品を扱っているところでございます。 また、令和3年3月から高齢者サービスといたしまして、ご自宅お届けサービスでも3キロ、5キロを取り扱っているところでございます。 議員ご提案の30キロ単位での大袋につきましては、道の駅のメイン購買層であるシニア層にとっては若干持ち運びにくいのかなというふうなイメージを持ってございます。自宅に着いてからの取扱いもなかなか難しく、陳列棚の専有面積が大きいことなどから、道の駅の開業当初から取扱いは行っていないところでございます。 また、ドライブスルーの方式につきましては、核家族化などの現状があり、ドライブスルーレーンなどの投資を回収できるほどの購買需要が見込めるかどうかの判断が難しい状況でございます。 その一方で、市内の米生産者の利益向上、米の消費拡大に向けた取組は必要であると私も認識しております。例えばこだますいかや梨などと同様に、新米の時期に直売所に特設テントを設けまして、特別に30キロ単位で販売を行うといった新米記念販売会などという方法も考えられるのではないかというふうに考えてございます。こういったイベント販売であれば、併せて試食やおにぎりの販売などを行うことも容易でございますので、専従スタッフを複数配置することで、駐車場まで台車で運ぶサービスも可能であると思っております。大きな設備投資をすることなく、道の駅を訪れるお客様に筑西の米をPRしながら、今まで以上に米を販売することも可能でございますので、いろいろと試行錯誤しながら、出荷者、購入者にとりましてよりよい方法を模索してまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 部長、ありがとうございます。私はせっかく作ったのですから、やはり茨城県でそのぐらいの敷地面積もありますし、ここは米どころでございます。そして、何より先ほど言った、買う方も店頭価格より安ければ、直接農家さんとの売買も地域的に多いとは思うのですが、やはりあそこはいろいろな方が来ます。そして、何より、この方も言っておりますが、大量に1回出荷して、誰が作ったやつだか分からないよりも、やはり安心安全、生産者の名前が入って、いわゆる拠出するまでは生産品だというのですよね。ただ、やっぱり品質管理が量を求めるとなかなか追いついていかないと。そういった中で、自分の名前が出て店頭に並べばそれは当然商品としてなるわけですから品質管理も、消費者の目も厳しいですから、その辺も向上するのではないかと。道の駅の持つ可能性、もう少しフルに使って、拡張という言葉も載っていましたので、今の売場面積では狭いですよね。30キロの大袋を売るにしても。ですから、もう少し大量に売れる可能性を探っていただければと思います。 それで、お米も需要と供給ですから供給先がないと道の駅に入れてもだぶついてしまうなんていうことがあったのではなかなかだと思います。そこで考えるに、学校給食、大量のお米を消費すると思いますが、我が市の学校給食センターで1年間に購入すると思うのですが、お米の量はどのぐらいの量を仕入れているのかお伺いします。
    ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 田中議員のご質問にご答弁申し上げます。 本市の学校給食センターで1年間に購入する米の量ということで、令和3年度の実績でお答えしたいと思います。年間の購入量、約83トン購入してございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 仕入れはどこから入れるのでしょうか。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 現在、学校給食を提供するに当たりまして、一番本市で重要と考えておりますことが安全安心、これが第一だと考えてございます。その次に、安定的に資材を購入して、安定的に子供たちに給食を提供する、そういった部分も大変重要なものと考えてございます。そういった意味も含めまして、現在米に関しましては公益財団法人茨城県学校給食会というところから、そちらのほうに筑西市産のコシヒカリという指定をさせていただいて購入をさせていただいております。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 今、名前書き損じましたが、いわゆる外郭団体ですよね。簡単に言うと。ちなみに、これどのぐらいの仕入れ単価で入れているのですか。教えてください。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 答弁いたします。 売渡価格、仕入れ単価ということなのですけれども、4月から10月までが1キロ当たり313.69円。それで、11月から翌年の3月までが292.5円ということで買わせていただいております。こちらのほう30キロに換算いたしますと、4月から10月までが約9,400円、11月から翌年3月までが8,770円というような、そういった額でございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) では、部長に問います。 こんな外郭団体で、その外郭団体を別に非難するわけではありませんが、背広を着て革靴を履いているような外郭団体からこんな1万8,000円、結構いい値ですよね、これ。こんな値段で仕入れているのであれば地元で、我が市で額に汗して作った生産者のやつを道の駅に入れてもらって、転売というか、道の駅から仕入れることはできないですか。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 先ほどもご答弁させていただきました。まず、一番私どもで心配しているのが安全安心、そして安定供給という部分でございます。ただいま議員さんからご提案をいただきました道の駅からということでございます。そちらに関しましては、当然そういったハードルもございますけれども、そういったものをクリアできるかどうか。もしクリアできるのであれば、非常に市内の経済循環というものにも寄与することになると考えてございます。今後十分検討してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 私ちょっと携わっていないものですからよく分からないですが、83トンと言っていましたが、この米どころでこれを、安定供給と言いますけれども、お米に限ったことだけで言えば。どうですか、経済部長、安定供給という意味で、このぐらいの数量で毎年、例えば供給する側というか拠出する側が買うのだか買わないのだか分からないようなお米ではなかなかだと思いますが、絶対これは使うからということであれば契約ではなくても十分安定供給できるような数量のような気がしますけれども、どうですか。 ○議長(津田修君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 議員ご指摘のように、私も十分可能である数字だと認識してございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) これは、部長、やっぱり外郭団体から買わなくてはならない理由みたいなのもあるのでしょうか。これは道の駅から仕入れることは、ざっくり聞きます。可能、不可能で言うと不可能なのでしょうか。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 公益財団法人学校給食会のほうから買わなければいけないといった、どうしてもという理由はございません。私どもといたしましては、米飯給食を提供するに当たって、当然メニュー、献立が違いますので、必要なときに必要な分をしっかり提供していただくということが可能であれば、ただいまご提案をいただきました方法というのも十分可能性はあると考えてございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) これは私も見たわけではないので、本当にちょっと風のうわさの程度の話なのですが、給食に来るときに器に入ってくるということでちょっとお聞きしましたが、我が市の給食のやつはちっくんか何かの器に盛り返すようなあれで、そういった手間もありますし、やはり何より安心、安全ということであれば、どこのお米か分からないという言い方は語弊があるかも分かりませんが、やはり地元の地産地消という意味からも、経済循環という意味からしても、ぜひ部長、検討してみてください。よろしくお願いいたします。 それで、昨日ですか、おとといですか、蔵前小学校の校長同士が仲いいということが出ていましたが、今人口減少でお米の供給量が減っているという話も一部あるのですが、実際には日本に滞留している人口は減っています。しかし、滞留人口、いわゆる観光客も含めた人口は横ばいだというのですよね。日本は、人口が減っていない。つまり誰でも食事はしますから、日本は人口減少していますが、日本に滞在している人口は減っていないと。そういう意味からして、我が市の自給率は三十何%ぐらいあるのです。ところが、都民人口が1,400万人ちょっと切ったぐらいですか。我が市の140倍ぐらいの人口がいて、そこで生産ベースが自給率の3%だというのです。カロリーベースでゼロ%だというのです。結局全部他県から入れているということを考えますと、連携都市である台東区なんかにも、例えば、今日お米だけの話ししますが、お米の拠出みたいな、給食でも何でも関わり合いを持って拠出できないものかどうか、その辺ちょっと伺いたいと思います。 ○議長(津田修君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 これまで連携都市でございます台東区におきましては、議員御承知のとおり、市長によるトップセールス等、様々な機会を通しまして、米を含めた本市が誇ります新鮮な農産物のPRを実施しているところでございます。このような取組によりまして、先日副市長からもありましたように、台東区における本市の農産物の知名度は徐々に定着しつつある状況にあると思料しているところでございます。今後もイベント等を通じまして台東区への農産物のPRを継続することによりまして、台東区における筑西市産のさらなる認知度向上や需要動向を含めた上で、米の安定供給について、道の駅と協議、検討してまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) ひとつよろしくお願いいたします。 それで、これは提案なのですが、今例えばお米だけの話をしました。野菜のほうも、給食に例えて言うとおかずだったり、材料費、それをやはりお米と同様に、最後は安定供給ということになると思うのですが、部長にしても行政職ですよね。そういった当然精通している方もいると思うのですが、もっと道の駅にバイヤー的なプロの、駅長さんも外商はしていたと思うのですが、やはり駅長という立場上、なかなかだと思います。そういった仕入ればかりではなくて売り先も含めてプロのバイヤーを道の駅に雇って、給食の安定供給、安定確保も含めて、あと東京のほうの連携は、もちろん行政同士もそうだと思うのですが、プロのバイヤーを道の駅に置いて、道の駅から我が市の農産物を出荷していくというような提案なのですが、いかがでしょうか。 ○議長(津田修君) 横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) ご答弁申し上げます。 議員おっしゃいましたとおり、そういったやはり売るほうも力を入れて、道の駅のポテンシャルがかなり大きくなるように今後検討してまいりたいと考えてございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 全く部長のおっしゃるとおりなのです。本当に我が市の道の駅はポテンシャルが限りなくあると思います。茨城県、敷地面積も含めてですね。今のまま満足せずに、やはりもう少し道の駅を活用して、そしてひいては我が市の就農している方の少しでもメリットになるような形で進めていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 続きまして、教育行政についてです。これは何回か私やっているのですが、B/C、費用対効果ということからして、公民館の在り方についていかがなものかということでお尋ねしてまいりました。そうした矢先に筑西市の公民館運営審議会のほうから答申が出されました。地区公民館の運営方法についてということであります。それで、公民館運営方法の見直しということで、公民館を簡単に言ってしまうとコミュニティーセンター、いろいろなものに使えますよということに移行するというような概要なのでありますが、私、気になったのは、これはまだ案の状態なので、条例にも出てきていないのであれなのですが、見比べると今まで公民館の館長、その他の職員ということで事務員さん、そういった方も含めて、この改正案を見ますと名前がコミュニティーになっただけで、コミュニティーセンターにセンター長その他必要な職員を置くことができるということなのです。私は甚だここについて疑問を感じるのですが、運営方法について、在り方について、ちょっと部長のほうからどういうふうなことなのか教えていただければありがたいです。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) ご答弁申し上げます。 今般、公民館運営審議会のほうから答申をいただきまして、今後、コミュニティセンター、コミュニティー条例を制定して、新たな運営方法について、自治会の皆様、利用団体の皆様に説明の機会を設けまして、具体的な取組を推進しなさいといった答申をいただいてございます。その中で、議員さんおっしゃっておりました条例案の中で、第5条のほうに、「センター長その他必要な職員を置くことができる」というような形で案をつくらせていただいております。現在、公民館というものは、社会教育法にのっとりまして設置をさせていただいております。その社会教育法の中では、「公民館に館長を置き、主事その他必要な職員を置くことができる」ということで、館長につきましては必置規制ということで、置いてくれよという形で設定されてございます。コミュニティー条例案につきましては、館長、その他の職員を置くことができるということで、必置規制のほうはもちろんですけれども、取り外してございます。そういった中で、社会教育法にのっとる公民館からコミュニティーセンターということで運営方法が変化するということで、地域の実情に合ったような形で運営できればということで、こういう条項を入れたところでございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) コミュニティーセンター長、センター長って館長と違うのですか。お願いします。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 答弁申し上げます。 内容的には、もし置くとなれば同じような形になると。呼び方は違いますけれども、内容としては同じような形になると思います。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) ちょっと私認識不足でごめんなさい。分からないので教えていただきたいのですが、公民館の管理というのは、市全体でやっている公共施設の一括管理ありますよね。あれに含まれているのかどうか、ちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 答弁いたします。 現在、公民館のほうも施設の定期点検、それと植栽の管理、そういった部分につきまして包括管理に含まれている状況でございます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) 部長、生意気申し上げて申し訳ありません。管理は一括でやっているわけですよね。コミュニティー化すると。つまり地域地域にある自治会に、運営するにしても補助金を差し上げるというか、好きに使ってくださいということで自治会に渡すわけですよね。であれば私は、確かに館長やっている方には怒られてしまうかも分かりませんが、館長の意味がいまいち分かりません。ですから、これはまだもむと思いますので、その辺も含めて、できないか。できるということでいない館もあるわけですから、もう事由にコミュニティー、自治会で使ってもらうと。私はそれが一番理想なのではないかなということを申し上げまして、次の質問に移らせていただきたいと思います。 最後に、教育行政なのですが、私もこれは何回もやっていますが、いじめ問題についてということで、これは鈴木議員さんやらほかの議員さんからもいろいろありました。教育長のほうから重大案件はないということでお伺いして一安心はしているところでありますが、コロナの可能性もあるかも分かりませんが、統計的には件数が上がってきていると。 そういったことで、教育長にこれは逆にお願いです。これも私しょっちゅうというか、いじめ問題取り上げるたびにやっているのですが、そろそろクラス替え時期ですよね。そのときに、全員同じ仲間で組んでくれということではなくて、本当に1人、2人近しい人間を一緒に組ませてやってほしいと。ひとりぼっちにしないでほしいということをさんざん申し上げてまいりました。私にはあれがあって、確かに大人社会だっていじめがあるのだから、それはなくならないよという論もあります。私は違うと思うのですよね。大人は、やはり職場を替えたり、逃げ場所があります。でも、子供たちは行ってしまうともう逃げ場所がないのですよね。ですから、ぜひ1人にしないでもらいたいという要望があるのですが、一言お願いします。 ○議長(津田修君) 小室教育長。 ◎教育長(小室髙志君) ただいまのご質問に答弁させていただきます。 議員さんおっしゃるとおり、やはり人間関係というのは非常に教室内では重要ですので、私が各校長に話しているのはひとりぼっちにさせない。やっぱり自分の安心できる友達を1人、2人教室に入れる、そういう方針で校長には指導しております。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 10番 田中隆徳君。 ◆10番(田中隆徳君) ありがとうございます。とはいえ、今この時間も苦しんでいる人間がいる。やはり校長会で口が酸っぱくなるほど絶対駄目なのだということをお願いしていただくことを切に要望して、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(津田修君) ここで休憩といたします。                                休  憩 午前11時 2分                                                                              再  開 午前11時20分 ○議長(津田修君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 24番 赤城正德君。          〔24番 赤城正德君登壇〕 ◆24番(赤城正德君) 24番、筑山会、赤城です。まず最初に、市長並びに議員の皆さんにお礼を申し上げます。ロシアのウクライナ軍事侵攻以来、電気料金は上昇傾向にあります。東京電力によると、火力燃料の高騰、変動に応じて電気料金を調整する燃料調整単価は、例えば高圧受電の設置では、昨年5月が3.52キロワットであったのが今年の5月ではプラス2.64キロワットになり、1年間で6.16円の大幅な上昇となっています。県西地域は平たんな地形が多く、河川からポンプでかんがい用水をくみ上げ、水田に送水しています。当然電気代がかかる土地改良区の維持管理費のうち、電気料金の占める割合は運営に大きな負担となっております。土地改良区では、組合員の理解を求め、機場の運転時間の短縮、運転休止日の設定など、経費削減へ取り組んでいるものの、この急激な価格変動は自助努力の域を超えています。また、米価の低迷の中、賦課金を上げにくい情勢もあります。このような状況が続けば老朽化した農業用水施設に係る補修更新計画が立てられず、施設の適切な維持管理にも影響を及ぼすことが懸念されます。 こうした中、国において、エネルギー、食料品等の物価高騰対策を一層強化するために、今般、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金に新たに電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金を創設することが示され、その推奨事業メニューとして、土地改良区における農業水利施設の電気料金高騰に対する支援が位置づけられました。つきましては、この交付金を活用して電気料金の負担軽減を図っていただきますようお願いいたしますと要望いたしました。そうしたら、県でいの一番に筑西市の須藤市長においては、9月30日に要望し、10月19日には臨時議会におきまして市長より提案され、ありがとうございました。また、議員の皆様の全会一致により賛成をいただいたこと、誠にありがとうございました。お礼申し上げます。 茨城県には土地改良で一番電気料金を使う改良区があるのです。それは、1年間で1億2,000万円です。豊田新利根土地改良区というのが稲敷郡河内村にあるのですが、ここは1億2,000万円も市は電気料金を払っております。 それでは、市長の政治姿勢についてお伺いいたします。私の思いといいますか、考えといいますか、そういうものを一端述べてみたいと思います。筑西市には、向上野出身の稲葉清右衛門さんの起こした会社、稲葉清右衛門さんが60年足らずでもって、あのような世界のファナックというような会社に成長させました。我が筑西市におきましても、ファナックの恩恵は受けていると思います。私は、固定資産税を含めた多くのいろいろな金額はファナックから、私の考えですが、50億円ぐらいはこの筑西市に入っているのではなかろうかと思います。そして、明野地区は、小中一貫校で五葉学園が令和6年4月から開校するわけですが、そうすると明野地区は5つの小学校が空いてしまいます。鳥羽小学校においては個人から借りている土地もありますからそれはそれとして、村田小学校と大村小学校は住宅が建つ地域でありますが、上野小学校と長讃小学校はそうした関係はありませんけれども、私の考えだから、市長ちょっと私の考えを述べさせてください。私は、ファナックからそのような恩恵を受けているのだから、この4つの小学校、上野小学校、長讃小学校、大村小学校、村田小学校、これは市長どうでしょうか。ファナックにあげたらどうでしょう。私は、あのままでファナックがもらってくれれば最高だと思うのですが、校舎を壊して更地にしても、私はファナックにあげれば、ファナックでもってあの4つの小学校をそれなりに有効利用するのではなかろうかと。そうすると、ファナックからそれだけのまた固定資産税だけでも上がりますよね。いや、ただであげるのはおかしいから誰かが買ってくれるまで持っていようではないか。それとも、何かに利用しようではないかといっても、今の世の中の情勢では、それなりの恩恵をこうむっているのだからファナックにあげればファナックでもって、本社が来れば最高なのですが、社員の宿舎でも大村小学校、村田小学校へ建てたらいいのではないかと思うのです。ファナックでどういう考えを持つか分かりませんが、市長、もしファナックへ行く機会があったら、令和6年4月までにそのようなお話もしていただければと私は思っております。仮にファナックから50億円のお金が入るというようになったら、ファナックから50億円入る金をないものとして、2年で100億円、3年で150億円、この市役所をどこかへ建てるべきだ、私はそう思うのです。私の思った感じですから、そういうことも市長にお願いし、市長はどう思っているかお答え願えればありがたいと思っております。 次に、「住んで最高!筑西。」という題で質問したいと思います。これにつきましては、ある市民の方からお手紙をいただきました。市長、毎日ご苦労さまです。健康に気をつけて、筑西市のために頑張ってください。陰ながら応援していますという内容であります。そこで、その内容は、「住んで最高!筑西。」と掲げているが、現在、上下水道が完備されていない地域がある。若い夫婦が筑西市に戻って家を建てたいと思っても、上下水道が完備されていない。若い世代の人にとっては、上下水道完備は必須と思われる。市街化区域ならば完備されていると思えるが、若い夫婦にはお金もない。土地を購入すればお金もかかる。親やおじさん、おばさんからの援助を受けて土地を取得しても、上下水道が完備されてなく経費がかかったり、中には上下水道をつなぐことも困難な地域がある。それならば断念せざるを得ないという状況である。住んで最高とうたっても、住めない状態が多々ある現状であるが、こういうことに対し、市当局はどのように思っているのでしょうかというようなお手紙でした。これに対してもお答え願いたいと思います。 また、「住んで最高!筑西。」の実現に向け、これまでの取組、そして成果についてもお伺いいたします。 それでは次に、土地改良区についてお伺いいたします。我が筑西市内には8つの土地改良区があります。農業、農村は、食料を安定的に供給するとともに、県土保全等の多面的機能の発揮など、重要な役割を担い、筑西市民全体が便益を受けております。 一方、多くの課題にも直面しております。持続的に発展する農業、もうかる農業の実現のためには、担い手の確保、育成、農地の集積、集約化、農地の大区画化、汎用化等の農地整備、適切な農業水利施設等の維持更新が必要不可欠であります。また、近年、突発化、そして激甚化する自然災害に対応する防災、減災対策を推進し、農業、農村の強靱化を図ることも必要であります。 こうした中、ウクライナ情勢を背景とするエネルギー価格の高騰により、電気料金が高騰し、揚水機場等の農業水利施設を管理する土地改良区の運営を圧迫している状況であります。そして、土地改良区にはもろもろの事業があります。その事業には、国、県、地元というようになっているのです。この土地改良区の施設においても、これは市の財産ではなかろうかと私は考えます。そうしたならば、その改良区のもろもろの事業に対し、国、県、市、地元というようになって、市にも応分のお金を出していただければ私は幸いと思うのですが、そういうことに対してもご返答願いたいと思います。 以上です。 ○議長(津田修君) 赤城正德君の1回目の質問に答弁を願います。 まず、須藤市長。          〔市長 須藤 茂君登壇〕 ◎市長(須藤茂君) 赤城議員の質問にお答えしたいと思います。 一番最初にお伺いしましたファナックの件でございますが、創立者の稲葉清右衛門さんには、忍野村のほうに行って、何度かご挨拶をさせていただきました。ご立派な方で、さすがファナックの社長だな。当時社長でしたので、会長になっておりました。そう思いました。法人税、固定資産税につきましては、私どのくらいいただいているかちょっと分かりませんが、今赤城議員がおっしゃったぐらいの額は多分いただいていると思っております。そして、今それを一つの案として差し上げたらどうかという、お礼といいますか、今後、社員の寮とか、いろんなことを言われましたけれども、今のところ教育委員会中心に学校跡地利活用検討委員会、名称間違ったら申し訳ありませんが、つくっておりまして、ホームページ等々で今募集をして、いろいろと聞いているところでございます。その中でも、一つ、今おっしゃったようなこともファナックさんのほうにご提案申し上げて、いかがでしょうかというようなご提案はしていきたいと思っているところでございます。無料かいただくかというのは別な話として、そういうこともありますよということを投げかけてみたいと思っております。 それから、「住んで最高!筑西。」の実現に向けた取組でございますけれども、目標として3つ挙げました。「コロナ対策、そして安心安全・利便性の高いまちづくり」、それから「くらし満足度、最高の筑西」、そして「一番住みたいまち・筑西」のうち、コロナ対策や産業振興条例の早期制定、あるいは花火大会の開催につきましては、議員の皆様方のご協力によりまして、既に実現しているところではございますが、残る施策につきまして、道の駅機能の拡充をはじめ、移住、定住促進策、あるいは子育て支援など、引き続き鋭意努力してまいりたいと思っております。 そして、成果につきましては、議会初日にご挨拶で申し上げましたように、筑西市誕生以来、初となる6か月連続での社会動態の増が一つの結果かな、このように思っているところでございます。 それから、下水道整備につきましては、議員さんおっしゃるとおりです。そのとおりでございます。市といたしましても、市内に家を建てていただき、我が筑西市へ戻っていただくことは本当にうれしいことであります。また、上下水道施設でございますけれども、市民の皆様にとって生活に必要不可欠なライフラインであることも非常に重視して、そのとおりであると思っているところでございます。この前細かいことを上下水道と打合せをしましたので、部長に詳しく説明をさせます。 それから、最後に、土地改良事業に関することでございますけれども、水利施設等保全高度化事業あるいは農村地域防災減災事業の負担割合ということでございますけれども、これは農林水産省から土地改良区事業のガイドラインに負担率が示されているところでございますので、それを分かっていながらのご質問でございますので、そこを何とかしろということでございましたけれども、今のところ負担率が示されているところでございますので、土地改良事業に限らず、他の事業につきましても国のガイドラインに従いまして進めているところでありますので、費用負担につきましては、こうしたガイドラインに沿って、今のところ考えているところでございます。詳細につきましては、担当部長から説明させます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 次に、横田経済部長。 ◎経済部長(横田実君) 赤城議員のご質問にご答弁申し上げます。 水利施設等保全高度化事業につきましては、農業水利施設の安定的な機能を確保するため、老朽化した施設を長寿命化対策によって施設の継続利用を可能としております。農地集積の加速化に向けた整備を推進することを目的としている事業でございます。市長からもありましたとおり、農林水産省の負担割合のガイドラインでございますが、国が50%、県が27.5%、市が10%、地元が12.5%と示されているところでございます。 また、農村地域防災減災事業につきましては、自然的、社会的要因で生じました農業用施設等の機能低下の回復、災害の未然防止を図るための整備を目的とした事業でございます。同じく農林水産省の負担割合のガイドラインでございますが、国が55%、県が37%、市及び地元が8%と示されているところでございます。 市と地元土地改良区との負担割合についてでございますが、市長から答弁がありましたとおり、こうしたガイドラインに従いまして事業を進めてまいりたいと考えてございますので、ご理解賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 次に、鈴木上下水道部長。 ◎上下水道部長(鈴木勝利君) 赤城議員ご質問の上下水道整備について答弁いたします。 初めに、水道事業につきましては、安全で安心な水道水を安定して供給できるよう努めております。水道事業の喫緊の課題でございますが、水道施設の老朽化への対応でございます。現在、浄水場の改修工事や石綿セメント管の更新工事などを計画的に実施しております。 また、水道本管が布設されていない水道未普及地域につきましては、自治会単位での要望を受け、全戸の加入確約をいただいた上で、順次水道本管の整備を実施しております。今後も健全な水道事業の運営を図るとともに、水道未普及地域の解消を図ってまいります。 水道への新規加入に当たりましては、道路に埋設されている水道本管から敷地内へ取り出す給水工事をしていただく必要があります。この工事は、市指定給水装置工事事業者で実施することが義務づけられております。 なお、工事費用は申請者にご負担していただくことになります。その他の経費としまして、水道加入金が必要になります。現在は、水道普及向上のため、新規に家庭用生活用水として上水道に加入される方に対し、加入金の一部を減免しているところでございます。 次に、下水道につきましては、地域の特性により、市が実施している公共下水道事業、農業集落排水事業及び団地排水事業と市民の皆様が設置する合併処理浄化槽により生活排水の処理が行われているところでございます。公共下水道につきましては、生活環境の改善と公共用水域の水質保全を目的としており、対象地域は基本的に市街化区域で、国の事業認可を受けて整備を進めております。公共下水道への接続に当たりましては、道路に埋設されている汚水管への取付け管及び公共ますを設置することになります。この工事費用は市で負担いたします。 なお、設置後、建設費の一部を負担していただくため、受益者負担金を申請者にご負担していただくことになります。 今後も未整備地域を解消するため、計画的に整備を進めてまいります。 次に、農業集落排水事業は、農業集落の生活環境の改善と公共用水域の水質保全を目的としており、市内に27の処理場がございます。これらの施設につきましては、整備が完了しているため、新たに汚水管の布設は現在行っておりません。 また、農業集落排水施設の処理能力は、それぞれの事業開始時の計画人口により設定しております。新規に加入することができる条件といたしまして、既設の汚水管に接続が可能な土地であり、かつ施設の処理能力に余裕がある場合に限られます。 なお、農業集落排水への新規加入に当たりましては、地域ごとに定められている分担金及び道路に埋設する新たな汚水管や公共ますの工事費用を申請者にご負担いただき、接続することになります。 次に、団地排水事業につきましては、鷹ノ巣、幸町、大田郷駅前の3つの処理施設がございます。農業集落排水と同様に整備が完了しており、新たに汚水管の布設は現在行っておりません。団地排水への新規加入に当たりましては、道路に埋設されている施設の汚水管に接続が可能な場合には、新たな汚水管や公共ますなどの工事費用を申請者にご負担いただき、接続することになります。 これらの区域以外の皆様には、合併処理浄化槽により生活排水を処理していただくことになります。なお、合併処理浄化槽につきましては、市の補助金により支援を実施し、設置の促進を図っております。 ご理解を賜るようお願いいたします。以上でございます。 ○議長(津田修君) 鈴木教育部長。 ◎教育部長(鈴木敦史君) 赤城議員の学校跡地につきましてのご質問にご答弁申し上げたいと思います。 ただいま、議員さん御承知のとおり、来年度から下館北中学校が下館中学校と統合になります。それと、令和6年4月に明野五葉学園開校に伴いまして、明野地区の5校が閉校となるということで、現在、庁内で学校跡地利活用検討委員会、そういったもので利活用どうなのだということで方針等を進めてまいっているところでございます。その中で、現在、サウンディング型市場調査というものを実施してございます。こちらは、学校跡地というか、そういったものに対して興味があるかどうか、そういったものを市場の中でどういったものがあるのかということをまず調査するために実施しているところでございまして、ホームページとかSNS、そういったもので広報させていただいて、興味がある会社様とか手を挙げていただいて、ご意見を聞かせていただくと、そういった調査になるのですけれども、先ほど市長からもありましたけれども、ファナック様におきましても早速連絡をさせていただいて、そういった調査を実施していますよということでご案内をさせていただきたいと思います。 以上でございます。 ○議長(津田修君) 24番 赤城正德君。 ◆24番(赤城正德君) ファナックなのです。私が描いているようなことになれば幸いだと思うのですが、私は市でもってお金をかけて解体して更地にしてもファナックにもらってもらえるならばあげたほうがいいのではないか。そして、土地からすぐに固定資産税などを上げればそれなりの代償は何年か、そう長い月日ではなく何年かでそれは元は取れるのではなかろうかと思います。今市長が言いましたが、社員の宿舎でも建ててもらえれば、これは人口減少対策にもなるし、いろいろな面でもそれだけの利益はあると思うのです。だから、ファナックさんにしてもただであげるといったって、ファナックさんは多分ただより高いものはないと思って、それなりのお金は出すのではなかろうかと思うのです。3年間は無償ですよとファナックさんに言いましたね。明野の北のほうのファナックを呼ぶときに。そうしたら、ファナックさんでは、市ではなかなかお金がないようですので、翌年からすぐそのお金は市に払ってくださいました。そういうふうにファナックという会社は、本当に恩情といいますか、そういうものは持っていますよね。だから、今からでも工業団地を造るのだといったらファナックさんは、私は前から向上野に100町歩ということを言っていましたが、今、県道赤浜上大島線、その両側を引きますと80町歩ぐらいの面積は私は工業団地としてできるのではなかろうかと思っています。そういうわけで、ファナックさんは、そのように大きな土地があれば今幾らでも買うのではなかろうかと思います。今ファナックさんの向上野の足元まで下妻市ではSMCが来ております。SMCの敷地の水は、我が村田村外三ケ村土地改良区へ流しております。SMCさんも、そのように大きな面積があればどこへでも進出したいようでありますので、我が向上野出身のファナックさんに向上野の80町歩ぐらいは工業団地として開発していただきたいというのが私の願いなのです。そういうわけで、ファナックに関してはそのくらいにしておきたいと思います。 それから、土地改良区の負担割合です。それはそのように決まっておりますけれども、地元という言葉です。国、県、地元、その地元というのは私は市も含まれていると思うのです。だから市という一文字でいいからそこへ加えてもらえればありがたいな、こう私は思っておりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたしまして、私の質問はこれで終わりといたします。ありがとうございました。 ○議長(津田修君) 本日の一般質問はこの程度にとどめ、散会いたします。 お疲れさまでございました。                                散  会 午前11時56分...